岩城島の観光スポット
岩城は、岩城島・赤穂根島・津波島の3つの島からなります。岩城島の中央の積善山は、しまなみ地域で最も眺望がいい場所で、春になると3,000本の桜も 見応えがあります。又、柑橘の栽培が盛んで、青いレモンは島の特産品です。その他芋菓子や、ひじきなどが有名です。赤穂根島と津波島は無人島です。津波島 は、美しい海水浴場とキャンプ場があり夏の合宿などに良く使われます。
積善山
岩城島は瀬戸内しまなみ海道のほぼ中心に位置しています。
その岩城島の中央部に積善山があり、山頂にある展望台から眺める360°の大パノラマは瀬戸内海 の多島美が最も美しく楽しめます。
春になると3,000本の桜が山に彩りを添え、見る人を楽しませてくれます。
津波島
周囲5kmの無人島。県の自然海浜保全地区に指定された海岸です。
この島はレジャー施設として開発され、キャンプ場や海水浴場をはじめ、テニスコート、多目的広場、レストハウスなどの施設があります。
夏場は海水浴や釣り客でにぎわう島です。
祥雲寺観音堂
岩城島の西部にある祥雲寺の観音堂は 室町時代中期、京都の金閣寺や銀閣寺と ほぼ同時期のもので国の重要文化財に指定されています。
本堂の裏手にあるウバメガシの大木は樹齢600年といわれ、寺から見ると緑の雲の上に突き出たよう に立っています。
一見すると大木には見えないのですが、下から見上げると何本もの枝が大きく張っています。
枝の広がりは30メートルあるそうです。
岩城郷土館(旧島本陣)
岩城島は、瀬戸内海の中央に位置することで古くより瀬戸内海航路の要衝として栄えました。
近世に入ると特に港として重要な機能を持ち、松山藩の公的接待の 施設であるお茶屋や参勤交代の時藩主が立ち寄る本陣が設けられました。
三浦邸は、その島本陣となったところで、当時、塩田の開発や回船業などで繁栄した豪 商であった三浦家がその役割を果たしました。
現在もここにはその面影がのこされており、岩城郷土館として一般に開放されています。